人工知能,

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農業自動化におけるAI活用事例

農業は従事する人の数が減少していくという問題が深刻化しています。そのような状況の中で、農業の生産性が向上するように、人工知能の活用が必要不可欠な存在となっていますそこで、です。今回の記事で、 農業自動化におけるAI活用事例 を紹介します。ぜひご覧ください。

事例1:ビッグデータの活用で生産管理を効率化

事例1:ビッグデータの活用で生産管理を効率化

アメリカでは、農業分野でのビッグデータの活用が広がっています。ミシガン州に拠点を置くFarm Logs社は、人工衛星によって撮影された画像や気象データ、IoTデバイスなどのデータを組み合わせることで、人工知能による分析を行うサービスを提供しています。具体的には、作物の成長の具合、土壌の栄養状態などを管理し、収穫量や時期の予測などを行うことが可能です。

さらに、ビッグデータを農業に活用するサービスを提供しているベンチャー企業としては、Farmers Business Network社があります。農業従事者は、より品質のよい作物を作るために、さまざまな種子や肥料を使用しています。しかし、それぞれの種子や肥料がどれほどの効果をもっているのか定かではないという問題があります。

同社は、こういった従来の不安を解消するため、農家が実際に使用している種子や肥料などの情報を収集してデータベース化しました。そして、それぞれの農家の情報を比較したり、分析したりすることによって、農家の生産を向上させるための情報を提供することを可能にした。具体的には、収穫量を向上させるための方法や肥料を削減するためのヒントを提供したりしています。このことにより、農業従事者は、実際の農業についてよりリアルな情報を手にすることができるようになっりました。

事例2:細かな農作業に対するロボット活用

事例2:細かな農作業に対するロボット活用

農業への人工知能の活用としては、ロボットの利用にも注目が集まっています。最近は、人工知能によりロボット自身が作物の特徴をとらえ、その状況に合わせた作業ができるようになっています。

たとえば、カルフォルニア州のベンチャー企業であるBlue river technology社は、画像認証や機械学習を利用して、レタスの間引きを行う農業用ロボット「LettuceBot」を開発しました。

「LettuceBot」は1分あたり5000個ずつ、花つぼみの写真を撮影。コンピュータ・ビジョン技術を用いて、生育し始めたレタスのかたちや間隔を認識し、6mm以内の誤差範囲で雑草を確認して除草剤を散布します。また、混み合い過ぎた箇所のレタスにも、成長が好ましくないと判断し、除草剤を散布します。これが、すぐ隣の残された芽に適度な濃度の肥料となって、生長を助けるというしくみだ。いまだ開発途中ではあるが、農作物の識別は人工知能に学習させることで、十分に可能だと言われています。

また、同社は、LettuceBotの技術をさらに発展させた「Zea」も開発しています。Zeaは、3次元画像認識によって作物をより正確に測定することができます。ZeaもLettuceBotと同じように、トラクターの後方に取り付けて使用します。3次元画像認識を利用すれば、トウモロコシのように高さがある作物でも、正確に分析を行うことができます。また、より詳しく植物の状態を観察し、それぞれの作物に適した対応をとることができるようになります。

農業は人工知能によって進化していく

農業従事者の減少が問題となっている中、人工知能の応用により、農業は大きな進化を遂げています。人工知能を活用することで、より効率的に食料を作ることができるようになれば、世界的な食料不足の問題を解決することにもつながると期待されています。この動きは、今後ますます盛り上がりをみせるはずです。

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