IoT,

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「データ」という視点でIoTについて

今回はIoTの肝となる 「データ」という視点でIoTについて 考えていきます。どうして、IoTにとってデータが重要なのでしょうか。この点に目を向けることで、IoTへの理解が深まると同時に、近年「スマートファクトリー」が推進されている理由も見えてきます。

IoTとデータの関係

この件について考えるため、まずはIoTという言葉の意味から紐解いていきましょう。

IoT(Internet of Things)は「モノのインターネット」として広く知られていますが、この言葉の意味を明確に定義することは難しいでしょう。それは、現在IoTという言葉が、以下の3つに分類されるように、広い意味で使われているからです。それはデバイス・機器、 仕組み、 1と2を包括した概念です。これらを詳しく見ていきましょう。

IoTという言葉の意味

IoTという言葉の意味

デバイス・機器:

IoT家電に代表されるような、IoTデバイスや機器単体を指す場合も、IoTという言葉を用います。例えば「センサーをIoTに組み込む」といった場合、IoTはIoTデバイスを指します。

仕組み:

現在、この意味において、IoTの言葉は定義づけられています。

「工場のIoT化を行う」といった場合、「工場にIoTの仕組みを導入する」という意味になります。

1と2を包括した概念:

「モノ」に着目したり、「仕組み」だけに目を向けていては、IoTを完全に理解することはできないでしょう。概念というと難しく聞こえますが、①と②の意味をふまえた考え方やプロセス、さらにはIoTを導入する目的や解決策も含めた意味と考えるとわかりやすいと思います。

IoTデバイスの存在意義

IoTとはモノ単体であり、仕組みであり、より広い考え方も含めた概念です。
もし「モノ単体」で見た場合は、データの重要性には気づかないでしょう。

しかし、「仕組み」さらには「概念」という観点をふまえると、データの重要性が見えてくるはずです。

IoTは「あらゆるモノがインターネットに接続され、リアルタイムで情報交換を行う仕組み」です。さらに、これを概念まで広げると「IoTによってデータを収集・分析し、これによって課題解決や付加価値の創出へとつなげる」というIoTの考え方も含まれます。

データから見るスマートファクトリーのメリット

データから見るスマートファクトリーのメリット

工場全体の設備や機器をIoT化するスマートファクトリーが推進されているのも、そのためでしょう。 一部の設備をIoT化することで、異常や故障を探知し、コストカット、効率化へとつなげるという考え方を工場全体に適応したものがスマートファクトリーです。設備単体ではなく、工場全体をIoT化することで、より多くのデータを獲得できるため、データの活用の幅が広がり、現場へのフィードバックの精度も高くなるのです。

データ量を増やすことにより、多角的な視点で分析ができるため、それだけデータの活用法も広がっていきます。 このため、設備や機器単体ではなく、工場全体をIoT化するスマートファクトリーが推進されているのです。

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